ミラノ亭sonブログ

島根県江津(ごうつ)市で調理と農業の二足のわらじに挑むミラノ亭2代目(予定)が送る、地域改革物語(序章)

2013年12月

気づけば今年もあと10日です。

少し前ですが、12月11日(水)
この日、私、料理教室の講師として二宮交流館に行ってまいりました。えぇ、、この私が、、、

この料理教室は、前年に始まり今年2回目を迎えます。

前年は、お話を頂いた時「えっっ!??」みたいな感じでとてもじゃないができるのかと不安のなかなんとか行った記憶があり、今考えるとなんで引き受けたのかわからないくらい無謀な挑戦でしたが、今年もやるということで前年の教訓のもと少しの自信と新たな挑戦を引っさげ臨みました。

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 参加してくださったのは、前年同様地元の婦人会の方々です。

以前この町にあった時のミラノ亭を知ってくださっている方ばかりで昔のお店のことなど懐かしんでくださっていました。
なんだかありがたい気持ちとちょっと申し訳ないような複雑な気持ちになりました。

そして、料理教室とは言っても、皆さん料理歴の長いベテラン主婦の皆さんなので段取りが早い!!
計5品を作る計画だったんですが、手待ちになるなど効率よくできたかどうか、、、、この辺りはもっと考えてやるようにしなければと反省。
でも、終始皆さん和やかにお喋りをしながら楽しくできたんではないかと思います(私のキャパシティは完全に限界超えてましたが、、、)

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一応完成、、、(イッパイイッパイだったので写真があまり撮れなかった、、、、)

つくったものは
・ハンバーグ(牛ミンチ100%で生の玉ねぎのみじん切りを合わせたもの調味料は内緒。)
・焼き野菜(下茹でをすることで火の通りを良くし食べやすくした)
・ドレッシング(バルサミコと醤油で焼き野菜に合う様にしたドレッシング)
・さつまいものポタージュ(秋収穫の甘みが増したものを使う)
・リンゴのケーキ(前述で紹介したチェリバレーの卵を使ったもの)

なんとかでけた、、、、

皆さんで一緒に食べる。

終わってホッとした安堵感からなのかみんなでご飯を食べていると自然と会話が弾む感じがした。
多人数での食事は生きるためとか食欲を満たすというもののほかコミュニケーションが図れる機会なんだなとあらためて実感。核家族化や一人暮らしの高齢者が多いこの地域ではこれからもっと大事にしていかなくてはならないのではないかと振り返ってみて感じたところです。

こうして第二回料理教室は無事終了することができたわけで、、
ちょっと進歩したと感じることができ良かったと思う反面、機器が違うのや伝えるというところで料理の難しさをあらためて思い知らされることとなった実り多き日でありました。

 

今日は、川平町の畑へ、、、

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 人参が少しずつ大きくなっています、おぉ、、
  
ここで、問題。
根菜系は基本種から育てます。なぜでしょう??



それは、根菜は種から芽が出ると同時に地面へ真っ直ぐ根が伸びます。
そして、成長とともにその根が太くなります(ここが可食部)、定植(苗を別途育ててから植える)をすると植えるとき根が曲がってしまいます、そうすると真っすぐ伸びない、あるいは形が変形してししまい凸凹になってしまうあるいは育たないということがおこります。

なので、種から育てるんですね~

そして種を植えた時、間隔が狭い箇所があると、ある程度育った時にぎゅうぎゅうになり、成長の妨げになりますので、間引きという作業をします。 
今日はその作業。
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間引いた人参。時間が限られていたので今日はこれぐらい。大体5歩分ぐらいの距離です。

味見を兼ねて厨房へ持って行き、洗ってそのまま食べらた甘~~いんです!!
柿ぐらい甘いです。そして、美味しい!

ただが間引いた人参一本でこれだけ幸せを感じることができるって何なんだ!?
何が起こったんだ!?

こうなると、色んな事をしてみたいということで
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葉を下茹でし冷水で色止めし、絞っておき、別にオリーブオイルでクミン(スパイス)を香りが出るまで弱火で火にかけ、それを葉と合わせる。塩で味付け。

旨し。
少し歯ざわりが気になったので、今度するときは葉を炒めてみよう

根はピクルスに、、、これは、二日目ぐらいが頃合いか、、、人参の香りがすごい、、、
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ちなみにこれは今日、江津駅前にあるBar yurusatoの余村さんのところへ旅立ちました。
自己満足ではいけないので、人の意見を聞きながら改善していきたいと思います。

yurusato→http://yurusato.com/






 

一日があっという間に過ぎますね、、
もう12月です。

今日は、ミラノ亭で販売しているリンゴのケーキついてご紹介したいと思います。

これなわけで。
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焼きたて。
一見リンゴが乗っかったケーキなんですがこのケーキに使われている卵が実はキーポイントなのであります。

普通は卵といえばニワトリですが、このケーキにはチェリバレーという鳥の卵を使用しています。
チェリバレーとは、、カモとアヒルの混合種でフランスでは食肉用として生産されているようで、その鳥を飼われている方が生まれる卵を利用できないかとご相談いただいたのがキッカケでありました。
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焼いた後ですが、、、
特徴としては、黄身が比較的多く、そのためコクがあるけど、あり過ぎない。ちょういいバランス。
殻が硬いが有精卵ということもあって健康的な感じがします。
温めるとヒナが生まれるとのこと!

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そんな卵でケーキをつくると、しっかり固まリながらもしっとりとした仕上がりになります。
お菓子に最適な感じです。

特徴もさることながら、地元の食材を使い、商品を作れるということに嬉しさやありがたさを感じることができ、作り続けたいと思える一品になりました。








 

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